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-野川ハケ上よりお知らせ-

是政線  2024/08/24(Sat)09:31:08
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いや、西武多摩川線というのが正しいのかな、多摩川べりの是政駅とJR中央線の武蔵境駅を結ぶ路線だよ、爺さんのウォーキングコースなんだよ、いちご橋という跨線橋があるんだよ、爺さん、毎日、いちご橋から、電車が通り過ぎるのを眺めているんだよ、武蔵境へ突っ走る電車が好きなんだ、武蔵境、爺さんが上京して、人生のほとんどを過ごしたところだよ、そこには、もはやなんの想いもないんだけど、武蔵境に向かって疾走する電車を眺めていると、奇妙にホッとした気分になるんだよ・・その先にホントに還るところがあるからかなぁ・・。

セミの抜け殻  2024/07/27(Sat)10:52:29
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セミの抜け殻だよ、今年も出てきたんだ、爺さん、気付かなかったよ、何時ものことだけどね・・、これはアブラゼミだね、ミンミンにも似てるけどねぇ・・でも、アブラゼミだよ、それよりもさぁ、庭にこんなのが生き続けているんだよ、雨が降ればベチャベチャになる、この庭にさぁ・・、これではやはり、コンクリートやアスファルトにはできないよねぇ、出口がなくなった時の彼らの想い・・爺さん、その絶望を知りたくないよ・・、野川ハケ上の湧水はハケ上に降った雨がハケに染み込み、湧水となって、野川に流れ込む・・って、ハケ上はコンクリートばりの住宅ばかり、もはや、セミの抜け殻も湧水もありはしないよ・・爺さん、やはり、東京の土にはなりたくない・・。

ワルナスビ  2024/07/19(Fri)11:34:24
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爺さんの散歩道、野川にはワルナスビがいっぱいだよ、ワルナスビ・・悪茄子 ? 、牧野富太郎先生とは思えない、酷な命名に感じるねぇ、でもねぇ、ここまで蔓延ると、うん、やはり、ワルナスビかもねぇ、でも、爺さんは好きだよ、夏が来て、ああ、ワルナスビだぁ、そんなたわいもない想いなんだけれど、爺さんは、たわいもない想いこそが、安心できる日々、日常というものだとも想う、もっと蔓延れワルナスビ・・

帰省  2024/07/17(Wed)13:55:36
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いい景色でしょ、久しぶりに帰省したんだよ、いや静岡へ帰ったんだから、『帰省』ではなくて、『帰静』だね、爺さん、いつも、そう表現してきたんだよ、先輩たちの墓参りだよ、墓参り、なぜか、後ろめたさで満たされるねぇ・・なんでぇ・・、木洩れ日の丘霊園にも行ってきたよ、爺さんがやがて土に還るところだよ・・この写真の景色は土に還ってから、ずっと見つめる景色なんだよ、海、街、山だねぇ・・あの山の向こうは焼津港だよ・・第五福竜丸の頃には、魚の放射能汚染調査を見学したっけねぇ・・小学生だったよ、爺さんになってからは・・なんと、焼津は『翠富士、ガンバレー』だけ・・ホントに、爺さん、この景色に浸るのももう少しだねぇ・・

ヘビサボテン  2024/05/31(Fri)16:23:59
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たまげたサボテンだよ、ご近所さんがお引越し、その際に預かったサボテンだよ、触るとチクチクだし、どうしたらいいのかなぁ、爺さん、少し戸惑ってたんだよ、放っておいても大丈夫かなぁ、横目でチラチラと見てたんだ・・そしたら、なんと、突然に花をつけたんだよ・・えぇ ?! あんた、ナニ ?! 名前も形もヘンなのに、咲いた花は当たり前に綺麗じゃんか・・爺さんの認識はもう支離滅裂だよ・・もともとのことかも知れないけれどねぇ・・


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